🧑🤝🧑 世界の民族・人びと
People of the World。国境を越えて暮らす人びとを、地域ごとに紹介します。伝統だけでなく、今の暮らしも一緒に。
パンジャーブ人
🗣 使用言語
パンジャーブ語
👥 人口の目安
約1億3,000万〜1億5,000万人(世界推計、パキスタンに約1億1,000万人、インドに約3,800万人)
👘 伝統衣装
男性は伝統的にクルタ(丈長の上衣)とタンバン(腰布)やパジャマを、女性はサルワール・カミーズを着用し、鮮やかな刺繍「プルカリ」の布が有名。祝い事では男女ともに色鮮やかな衣装を身につける。
🏠 住居
農村部ではレンガや土壁で造られた中庭付きの伝統家屋「ハヴェリ」「コティ」が見られ、中庭(バイタク)が家族の集いの場となってきた。彫刻を施した木製の扉や張り出し窓(ジャロカ)も特徴。
🍲 食文化
小麦を主食とし、からし菜のカレー「サルソン・ダ・サーグ」ととうもろこし粉のパン「マッキ・ディ・ロティ」、ヨーグルト飲料ラッシーなど乳製品を多用した濃厚な料理で知られる。
🎵 音楽・踊り
収穫祝いに由来する力強い民族舞踊「バングラ」が太鼓ドールの音に合わせて踊られ、世界的にも人気。女性が手拍子とともに踊る「ギッダー」も伝統的な舞踊。
🎉 行事・祭り
パンジャーブの新年と収穫を祝う「ヴァイサキ」が最大の祭りで、モンスーンの訪れと女性を祝う「ティーヤン(ティージ)」、収穫祭「ローリー」、ディーワーリー、ホーリーなども盛んに祝われる。
🙏 信仰・価値観
パキスタン側のパンジャーブ人の多くはイスラム教(スンニ派)を、インド側はヒンドゥー教とシク教を信仰する。シク教はパンジャーブ地方で15世紀末に興った宗教である。
📜 歴史
インダス文明の流れをくむ地域として古くから栄え、中世にはムガル帝国の支配下に入った。19世紀にはシク王国(ランジート・シング治世)が繁栄したが、1947年のインド・パキスタン分離独立の際に地域が両国に分割され、宗教別の大規模な住民移動が起きた。
🏙 現代の暮らし
パンジャーブは「南アジアの穀倉地帯」として農業が盛んで、ラホールやアムリツァル、チャンディーガルなどの都市も発展。イギリスやカナダを中心に世界各地に大規模な移民コミュニティを築いている。
🇯🇵 日本との関係
在日パキスタン人の多くがパンジャーブ地方出身とされ、富山県の伏木富山港周辺では中古車輸出業に携わる人々のコミュニティが形成されている。パキスタンと日本は伝統的に友好関係にあり、経済協力も続いている。
🌍 関連する国
出典: https://en.wikipedia.org/wiki/Punjabis(2026-09-01時点) / https://en.wikipedia.org/wiki/Punjabi_clothing(2026-09-01時点) / https://ja.wikipedia.org/wiki/在日パキスタン人(2026-09-01時点)