ナバホ族

ナバホ族

Navajo / Diné
北アメリカ
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🗣 使用言語

ナバホ語(ディネ・ビザード)、英語

👥 人口の目安

約40万人(2021年、部族登録者数)

👘 伝統衣装

伝統的には鹿皮や綿布の衣服を用い、女性は近年ではベルベット地のブラウスと重ね着のスカートを着用する。銀とターコイズを組み合わせた装身具づくりでも広く知られている。

🏠 住居

伝統的な住居は「ホーガン」と呼ばれ、丸太と泥で作られ入口は必ず東を向く。男性用は四角形または円錐形、女性用は八角形とされ、現在も儀式の場として重要な役割を持つ。

🍲 食文化

トウモロコシ・豆・カボチャ(「三姉妹」)を中心とした農産物と、牧羊による羊肉が伝統的な食生活の柱。強制移住の記憶と結びついた「フライブレッド(揚げパン)」は先住民の忍耐の象徴として知られる。

🎵 音楽・踊り

創世神話に根ざした儀式的な聖歌が伝統音楽の中心で、ナイトチャントなどの儀式では鹿皮の仮面をつけた踊り手が神々を演じる。現代ではカントリー、ロック、ラップなどをナバホ語や英語で歌うミュージシャンもいる。

🎉 行事・祭り

調和と平和を祈る「ブレッシングウェイ」、悪影響を祓う「エネミーウェイ」、数日間にわたる治癒儀式「ナイトチャント」、女性の成人儀礼「キナルダ」などの儀式が伝統的に行われ、トウモロコシの花粉が捧げ物として用いられる。

🙏 信仰・価値観

調和と均衡(ホジョー)を重んじる世界観を持ち、地上の人々と聖なる存在(ホーリーピープル)の二層からなる宇宙観、四つの世界を経て現世(きらめく世界)に至ったとする創世神話を信じる。四つの聖なる山が伝統的な領域の境界とされる。伝統信仰とともにキリスト教やネイティブ・アメリカン・チャーチを信仰する人も多い。

📜 歴史

南方アサバスカ語系の話者として約1000年前に北西カナダ・アラスカ方面から移住してきたとされ、当初は狩猟採集民だったが、近隣のプエブロ族から農耕や牧畜を学んだ。1864~1868年には米軍により強制的に約480キロを歩かされる「ロングウォーク」で多数が犠牲となり、1868年のボスケレドンド条約で帰還が認められた。

🏙 現代の暮らし

ナバホ・ネーションはアリゾナ・ニューメキシコ・ユタ3州にまたがる米国最大級の居留地(約7万平方キロ)を持ち、観光業や銀細工・織物などの工芸が主要産業となっている。多くのナバホは居留地内外の都市部でも生活している。

🇯🇵 日本との関係

第二次世界大戦中、ナバホ語を基にした暗号は日本軍によって最後まで解読されなかったことで知られ、「コードトーカー」として歴史に名を残している。

🌍 関連する国

出典: https://en.wikipedia.org/wiki/Navajo(2026-09-01時点) / https://www.britannica.com/topic/Navajo-people(2026-09-01時点)