🧑🤝🧑 世界の民族・人びと
People of the World。国境を越えて暮らす人びとを、地域ごとに紹介します。伝統だけでなく、今の暮らしも一緒に。
キン族(ベトナム人)
🗣 使用言語
ベトナム語
👥 人口の目安
約8,200万人以上(ベトナム総人口の約87%)
👘 伝統衣装
民族衣装「アオザイ」は体に沿った長い上衣とゆったりしたパンツを組み合わせた服装で、テト(旧正月)や結婚式など特別な行事の際に着用される。
🏠 住居
紅河デルタなど伝統的な農村部では、堤防や運河沿いに木造・レンガ造りの家屋が建てられ、家屋の中心には祖先を祀る祭壇が置かれることが多い。
🍲 食文化
米を主食とし、米粉麺「フォー」、生春巻き、魚醤(ヌクマム)を使った料理など、香草を多用した繊細な味付けが特徴。
🎵 音楽・踊り
北部の宮廷雅楽「ニャーニャック」や、水上人形劇「ムア・ロイ・ヌオック」、民謡「クアンホ」など地域ごとに多様な音楽・芸能が伝わる。
🎉 行事・祭り
旧暦の正月「テト」が最大の行事で、家族が集まり祖先を敬い、家を清め、新しい服(アオザイ含む)を着て新年を祝う。
🙏 信仰・価値観
仏教、儒教、道教が融合した信仰体系のもと、祖先崇拝が生活の中心にあり、家庭内の祭壇で祖先を祀る習慣が広く行われている。
📜 歴史
キン族は紅河デルタを発祥地とし、稲作を基盤とする文化を築いた。中国による約1000年の支配を経て10世紀に独立を確立し、以後独自の王朝(李朝、陳朝、黎朝など)のもとで文化を発展させ、ベトナムの人口の大多数を占める民族となった。
🏙 現代の暮らし
全国54民族の中で唯一すべての省・地域に居住する民族であり、都市化・工業化が急速に進む一方、家族の絆や祖先崇拝、伝統行事は現在も広く大切にされている。
🇯🇵 日本との関係
近年、日本で暮らすベトナム人は技能実習生や留学生を中心に急増しており、この10年でおよそ10倍の約49万人に達し、ベトナム語や生春巻き・フォーなどベトナム料理店を通じた交流が日本各地で広がっている。
🌍 関連する国
出典: https://en.wikipedia.org/wiki/Viet_people(2026-09-01時点) / https://zoomjapan.info/2025/04/15/n149-focus-with-the-vietnamese-from-japan/(2026-09-01時点)